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電話の際の動作と相手の心理

▼相手の話に素直に耳を傾けているとき

一般に、相手の立場をよく考え、素直に相手の心を理解しようというときには、電話で会話をしているときの動作にも次のようなジェスチャーが多くなってくる。

①受話器をしっかり持ち、話しているときの姿勢も自然に前かがみになる。
②顔にスマイルを浮かべたり、まるで近くに相手がいるように頭を下げたり、大きな表情をする。
③受話器をしっかり耳に当てる。
④椅子に座って話す。

とくに相手が異性の場合には、電話で話しているのにネクタイを気にしたり、髪をなでたり、話している時のポーズを気にしてしまう。女性の場合、まるで自分が鏡に向かっておめかししているような顔つきをして電話で話しているときには、恋人や好意をもっている男性と話していることが多い。相手の男性から好意をもたれたい、愛されたい気持ちが、自分の表情に表れるのである。

▼相手の話を適当に受け流しているとき

また反対に、好意をもたない相手や反発を感じているような相手とか、進んで話す気持ちがなく、儀礼的に応対しているときには、電話のジェスチャーも変ってくる。次のような動作が電話中に現れる。

①電話をかけているときに落書きをする。
  話し中にほかのことを考えていると、線や図形、文字などの落書きをすることが多い。
②立って話す。(机の近くで話しているとき)
  電話中に立って話しをするのは、急いでいるときとか、あまり積極的に話そうという意欲がないときである。
  相手に好意をもち、ゆっくり説得したいとか、話し合いたいというときには、椅子に座って話すものである。
③受話器を耳から離して持つ。
  相手の話題に関心がないと、無意識のうちに受話器から耳を少し離して話すポーズになっていく。

▼電話中に何か心理的変化があったとき

電話で話しているとき、自分の意に反することがあったり、相手から不愉快なことや衝撃的なことを言われたりすると電話のポーズが急に変ってくる。たとえば次のような動作が現れる。

①椅子をゆすっていたのを急にやめる。
 電話中に椅子をゆする動作はよく見られるが、突然、動かすのをやめて電話に夢中になり始めた場合には、かなり重要な問題が会話の中に出てきたしるしである。
②立っていたのに椅子に座る。
 相手の話に注意を向けたり、好意を感じ始めたとき、または、話が長くなると感じ始めたときに多い。
またこんな場合、話すときの声の大きさにも変化が現れてくる。
③引出しを開けたり閉めたりする。
 机の引出しに手をあてる動作も電話中にはよく見られるが、何かほかのことを考えたり、返答に困ったりしているときに多い。また、相した動作を突然やめて、立ちあがるというようなときは、その人が話しの結論を急いでいたり、自分の考えに自信がもて、はっきりそれを相手に伝えようという気持ちが高まっているときである。

▼周りを見ながら話すとき、逆にこそこそ話すとき

これは公衆電話や職場での電話中のポーズに現れるが、顔を回りの人に見せて自然に話しているときには、相手は仕事上の人や、自分の家族であることが多い。後ろを向いて顔を周りの人から見られないようにして話すときには、知られたくない相手と話していることが多い。
また、極端に警戒心の強い人は、後ろ向きになって、その上、受話器を手で隠すようにして話すこともある。

このように、電話のポーズには、人間の無意識の心理が反映しているのである。

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