知人の紹介で60代のご夫婦が浮気調査をお願いしたいと弊社を訪れる。調査の内容は息子の嫁が、「性格の不一致でこれ以上はやっていけないから離婚をして下さい。」と再三息子に言うが、離婚に応じない為に嫁は荷物をまとめ実家に戻った。嫁の行動に不審な点が多いと息子から聞き、何が何でも息子の敵討ちをしたいので、嫁の浮気を掴んで欲しいと、親の切なる思いを聞き調査契約を結びました。まず、手がかりは、実家の住所、嫁が従前勤務していた会社の住所・電話番号、嫁と噂があった従前の勤務先の男性の氏名と車種・車番である。依頼者の指示に基づき、噂があった男性の素行調査を始める。3日目に男性に怪しい動きが有り尾行すると、別居中の嫁をパチンコ店の駐車場で拾い、周りを警戒しながら走って行く。1時間程、ドライブをした後、ファミレスに立寄る。ランチを終えてから、昼間ノータイムのホテルに直行する。暫く動かないと判断し、依頼者に連絡を取り、現場に来て頂いた。ホテルに入ってから4時間が過ぎた頃、男性と嫁が車で出て来る。そのまま、依頼者を同行させ尾行する。嫁を実家まで送り、男性は立ち去り、その日の調査を終了する。残り2日間の調査を終え、証拠資料を作成し、後日、依頼者に調査報告と今後のアドバイスをする。
報告後、数日経ってから依頼者より連絡が有り、6者協議をした結果、嫁が浮気を認め、向うの親が慰謝料を肩代わりして払うから穏便に解決して欲しいと話しがありました。又、浮気相手の男性に関しては、慰謝料請求をするということでした。
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