先般、ネット詐欺の加害者と思われる女性を探す為、一路九州に行って来ました。飛行場からレンタカーを借り、２時間近く走り、加害者の実家と思われる山間の街に到着する。周りを見渡す限り、ほとんど民家が無く、山、山、山に囲まれた集落である。加害者宅を探し尋ねると、留守番の女性が出て来て、「○○さん宅の家の人は、仕事に行っているのでいません。」加害者の事を尋ねると「随分合っていないし、最近では、正月に会ったぐらいで、どこに住んでいるのかも知らない。」との事であった。とりあえず、両親が帰宅するまで離れた場所で待機する。１７時頃に実家に戻り、家の前で待機していると、父親と思われる男性が、軽自動車で戻って来る。事の真相・状況を説明すると、申し訳ないと言う謝罪の言葉が有り、現在、家出捜索願を出していると聞く。その後、依頼者から預った写真を見せると、この女は、うちの娘ではないと言う。当局は一瞬びっくりしたが、詐欺をはたらき、金銭を騙し取ったのは間違い無いと再度、説明し、加害者の足取りを掴む為に父親・娘・息子から情報を得るが、ほとんど実家に帰って来ず、今年の正月には何年ぶりかに帰って来た情報と、家出捜索願いを出す前に預金通帳を差押えられ、その後、連絡が取れなくなり、現在は、行方不明の状況と聞く。詳細は警察に話をしているから担当の刑事に聞いて下さいと父親が言う。一通りの聞き込みを終えた後、警察に行き、加害者の情報を伝える。又、本物の写真を拝見すると、預った写真とは全く似つかぬ写真であった。手掛りらしい情報が無い為、一旦、一泊二日の調査を終え、名古屋に戻る。
追 伸
最初から騙すつもりで、違う女性の写真をメールで送っていたのが判明する。
暫くしてから、有力な情報を得て、加害者の行方が判明する。、
※ネット詐欺・金銭トラブルには注意しましょう。
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