浮気・不倫といった男女間の問題は、古今東西問わず、世に男と女が存在する限り発生することだと思いますが、浮気と不倫は全く同じ意味なのかというと、そうではないようです。
辞書では。「浮気」は、「男女間の愛情が浮ついて変わりやすいこと、多情なこと。他の異性に心を移すこと」などとあります。
一方「不倫」は、「道徳に外れたこと。特に男女関係で人の道に背くこと」と定義されています。
つまり、浮気は「肉体関係の有無に関係なく、自分のパートナー(配偶者、または恋人)以外の人に心を移すこと」で、不倫は「両者あるいはどちらかが結婚している状態で、配偶者以外の異性と肉体関係まで発展した場合」と見るようです。
要するに、浮気は取り返しや、やり直しがききますが、不倫となると、状況は深刻さを増してくるようです。
浮気や不倫がなぜいけないかというと、やはりそれにより傷つく人がいるから、浮気問題がこじれにこじれて刀傷沙汰に及ぶこともありますし、悪くすると殺人事件にまで発展することも。また自殺をする人などもいるでしょう
「浮気や不倫は絶対ダメ」といったところで、人の心は常に変わってゆくもの。大事なことは、浮気や不倫があった場合、それらをバネにいかに心を成長させていくかではないでしょうか。
「状況は常に変わっていくもの」ということを日頃から念頭におき、どのような状況にも対処してゆけるような心を養ってゆきたいものです。