愛は無いが借金はある
離婚をする時は、それなりの理由があると思います。お互いの価値感の相違や、
家庭的な事情など人様々です。ただ、多くの場合夫婦としての愛がなくってきて
しまったために離婚という手段をとるのだと思います。それは個人の自由であり
ます。しかし離婚をして全てそこで終わりというわけでもありません。社会的な
システム上、離婚をしても離婚の影響は多くの場面で見られるようになるでしょう。
その代表的なのが不動産に関わるものです。なかでも住宅ローンとなるでしょう。
家を売り払っても、売値がローンの額に届いていなかったら、届いていない分の
お金は払っていかなければいけません。これははらう責任があるという意味です。
離婚で意味をなくしてしまった家に対してもしっかりと責任を果たしていかなければ
いけません。これをしっかりとやっていかないと社会的な信用を大きく失うことになり
、一度失った信用は取り戻すことは簡単ではありません。そのためしっかりと責任を
果たしていくことが大切です。家を引き取る場合もそうです。家を引き取った後、その
家に対しての責任はどうするのかはしっかりとお互い確認しておく必要はあるでしょう。
二人で責任を持つのか、片方だけで責任をもつのか、ここははっきりとさせておくべき
です。離婚をした後では、対応が十分にできるとは限りません。離婚によってお互 いの
愛はなくなってしまったかもしれません。また夫婦から他人へと変わっていきます。
しかし社会的な責務というのは存在し、話し合いをして決めていかない限り、それは
おたがい共通のものとして存在します。話し合うのも責務の一つです。愛はなくなった
かもしれませんが、責任は果たしていきましょう。