離婚の理由となる主な原因としては、性格の不一致に次いで「浮気」が挙げられます。
やはり異性間における問題は、離婚とは切っても切り離せないもので、実際には浮気が
原因である場合でも性格の不一致という理由で離婚をする夫婦も多く見られています。
浮気という原因は大きな声で言えるような理由ではありませんから、こうして何らかの
形で浮気をした事実を隠すことも珍しくありません。また視点を変えてみると、想像
以上に浮気が原因となっている離婚は増加しているとも言えます。
では、浮気による離婚ではどのような点に注意したら良いのでしょうか?まず相手が
浮気をしたという問題が現れたときに、皆さんが最初にしなければならないことは
事実を受け止めるということです。非常に難しいことですが、やはり正しい事実を
確認するためには感情的になる気持ちを抑えるしかありません。怒りも悲しみも情け
なさもあるかと思いますが、ここはじっと耐えることが先決です。
そして気持ちが冷静になった上で、相手の話をよく聞くようにしてください。
相手の話を聞き、この先も結婚生活を継続していけるようであれば大きな問題は無い
のですが、もし離婚をするという事態になったとしても、冷静さは忘れないようにしま
しょう。離婚を考えるようになった場合には、離婚後の金銭的な問題についてもよく
二人で話し合う必要があります。協議離婚の場合でも調停離婚の場合でも、金銭的な
問題は関わってきますから、とにかく冷静でいることが最も重要となってきます。
離婚の問題は感情的になった方が負けといっても良いくらいですから、離婚について
話し合う際には出来る限り冷静さを保つことが必要です。
「冷静になる」という行動には、自分自身の考えを見つめ直すほか、相手に落ち着いて
いるところを見せるというメリットも備わっています。ドンと構え ていることで相手より
も上手に立って話を進めることもできるようになります。浮気が原因になっている場合は
特に感情的になりやすいとされていますから、 まずは気持ちを落ち着かせるところから
始めてみましょう。
また、弁護士や離婚カウンセラーに相談をする場合には、ある程度の冷静さを取り戻した
上で相談を持ちかけるようにすることをおすすめします。